簡単にいえば「約束したこと＝契約」を書面にしたものです。
最近は、文例付きの書籍や、ネットで配布されている雛形も多くありますので、それらに沿ってそれなりのことを書いていれば、ある程度のものが作れるだろうと思っておられる方が多いです。しかし、それはその契約が問題のないケースで終わったからそう感じるだけのこと。
本来の契約書を交わす目的をお考えになったことはありますか？
それはやはり、本来の意思の合意の部分であると当職は考えます。

○意思の合意の部分を交わさなかったばかりに
　あとになって言った言わないのもめ事に発展すること。
○状況の変化を経て意思も当初より変化しがちなものですが
　そのことにより行き違いが生じること。
○悪意ある者との取引で、知識不足のため
　不利な契約内容に合意してしまうこと。

上記はほんの一例ですが、契約書があれば避けられるトラブルというのはほんの身近に起こりえることが多いです。また「知った相手」と「初めて契約する相手」とでは契約の状況が全くちがいます。同じ契約のようでも「初めて契約する相手」なら、かなり内容を配慮して、防衛･予防に重点を置く必要があります。このように、内容だけでなく状況まで詳細にお聞きしてこそ、練りこんだ、唯一の契約書が出来上がるものと当職は考えております。そして、法を十分に理解したうえで、考えられる中、最もご依頼者様に実効性のある内容を作ることをコンセプトとしております。

また、全ての事柄を完全に押さえることも大事ですが、その契約にとって一番押さえたいことを明確に表現し、最も重要な事柄は外さず、優先順位をつけていくことが重要です。最近では、消費者の契約保護の法律や知的財産など、形のないものも契約の対象となっています。関連法令もよく調査し、契約を重視して慎重な対応をしていなかった結果、消費者と取引きする企業はもちろん、消費者自身、知らない間に他人の権利・知的財産を侵害するなど、法に反する行為になる場合もあります。当職オリジナルでお引き受けしているものもありますので、よろしければ下記をご参考ください。

また、こんな契約書は出来るだろうか？という御相談から、一緒に考え、作っていくこともできます。依頼者の立場に立ち、関連法令もきっちりチェックしたうえで、相手との意思の合意が出来る内容であれば契約は自由なのですから、既存のものにとらわれず、もっといろんな契約書があっていいはずだと思います。当事務所は、依頼者の状況に合わせた【契約＝当事者間の意思の合意＝安心】であることを基本とし、ケースバイケースでご提案を請負っております。契約書という形にとらわれないアドバイス方法も提示して、ご依頼者様にあった結果をお出しします。小さな契約でも、解決できる方法はあるものです。

まずは状況説明を頂ければ、ご納得いただけるご回答をさせていただきます。安心して、積極的に行動するための保険として、ぜひご利用くださいませ。

自営業・法人向け・事業用契約書（税込）
■契約書の作成（チェック・相談・その後のフォローも含む）
○ 反復使用しないもの
　…基本 50,000円〜+税
　※ボリューム・相談・考査・変更にもよります。
○反復使用するもの
　…基本 60,000円〜＋税
　※ボリューム・相談・考査・変更にもよります。
相談の上、当職が書面化せずご依頼者様ご自身が作成される場合は、作成までの関与度によって料金を値引き致します。
ただし、反面 至急など（当日〜３日。受付けた時間帯にもよります）特殊な場合は、加算21，000〜を目安として、考慮しご提示致しますので、 ご確認後ご依頼下さい。

■契約書のチェック・相談 　…20,000円〜＋税
当初から依頼者自身で作成したものをチェックし相談により完成となるもの。また、当初からご自身で作成されたものであっても、あまりにチェック・相談が多いもの及び明らかに当初から未完成と判断されるものは、作成のご依頼として承ります。相手先から提示された契約書のチェック・ご相談はここに該当します。

■立会い料
○関西圏……　20,000円＋税（半日日当以内で行ける範囲）
○関西圏以外……　40,000円＋税（日当に相当）
契約額や期間、地域、担保の有無などの内容を踏まえた上で、リスクの度合いによっては別途当職の判断で、立会い契約をお願いするケースもあります。強制ではありませんが、実効性が増すことでもありますのでできる限りご了承願います。

■相談のみ
……「ご依頼いただく前に」をご確認のうえ
　　相談方法をお選び下さい。
相手先から提示された契約書を見てアドバイスが欲しい・ほとんど作成できているが確認したい内容があるなど、相談のみで解決するような場合は「御相談」をご利用下さい。ただし、煩雑な内容や高度な専門的な知識、日々改正される法律の内容調査などの時間を要する場合は「チェック・相談/作成」の種類と判断することもあります。まず、相談したい内容を明確・具体的にご説明頂ければ、返答させていただきます。

個人向け（税込）
金銭貸借・念書などの私人間で取り交わされるもの。

■私人間契約書の作成……基本　20,000円〜＋税
　※個人間でもお金の貸し借りの契約書、借用書など
　　契約書が必要なケースは多々あります。
　＊自営業・法人向けの内容準用（参照）
■内容チェック・相談……基本　15,000円〜+税
　※依頼者が作成したものを当職がチェックします。
　＊自営業・法人向けの内容準用（参照）
■取り交わした契約書のチェック・相談……応相談
契約をしたが心配なのでプロの目で見て欲しい方や、すでに契約の解約を検討している方の場合、クーリングオフ制度など法律上、一定期間を過ぎると解約が困難になる場合もございます。どうぞお早めにご相談ください。

■その他……応相談
また、大きな金額の契約をする場合、誰かに相談の上決めたい時などは、当職が同行させて頂くことも可能ですので、どうしても判断つきかねる時は、ぜひ専門家である吉村行政書士事務所にご相談ください。適切な契約をしているか、また説明での対応などに対しても、適切なアドバイスが提供できます。また、相手先に対して適切にすべきであるという抑止力の効果もあります。大きな契約で、もしもの損害を負うリスクや不安を考えれば、少しの費用で安心が得られるはずです。様々なケースに、どうぞ当職をご利用くださいませ。

■相談のみ
……「ご依頼いただく前に」をご確認のうえ
　　相談方法をお選び下さい。
相手先から提示された契約書を見てアドバイスが欲しい・ほとんど作成できているが確認したい内容があるなど、相談のみで解決するような場合は「御相談」をご利用下さい。ただし、煩雑な内容や高度な専門的な知識、日々改正される法律の内容調査などの時間を要する場合は「チェック・相談/作成」の種類と判断することもあります。まず、相談したい内容を明確・具体的にご説明頂ければ、返答させていただきます。
料金の目安の相談方法内で済む内容でご利用下さい。



商標・特許権・著作権など知的財産権が絡む契約は、相手とご依頼者様の業務関係によって大きく内容が変わってきます。知的財産権を軽視した場合のリスクを例に挙げますと、知的財産権を取得する前に契約をしてしまい、後で相手にご自分の知的財産権が主張できなくなるというケースがあります。
「当たり前」と自分で思い込んでいたため他者に権利化された！営業・取引中にアイデアやノウハウが流出してしまった！突然他者から、知的財産侵害の警告・損害賠償を訴えられた！発明への技術者と会社内のトラブルによる損害！など、当たり前・知らなかったが通用しないのが権利関係社会なのです。出来るかぎりトラブルは未然に防ぎましょう。
当職は弁理士はもちろんの事、信頼ができる経験と情報・知識の豊富な他士業との連携があるという強みがあります。ワンストップで迅速に最善の方向にあらゆる状況に対応できるよう努めております。行政書士のみで完結するものもありますが、弁理士等他士業の協力が必要となる場合、別途報酬も発生しますが、ご依頼者様からそれぞれに依頼されるよりもコストが低くなり、手間も省けます。お見積もりいたしますので、まずは御相談下さい。



全てに共通なものとして内容証明郵便代(実費・枚数による) 1,500〜2,000円（目安）がかかります。また、クレジット会社とも契約していれば同様に内容証明通知が必要で、2,100円＋内容証明郵便代となります。

●交わした契約を取消・解除する場合に用いるケース
○クーリングオフの場合
　契約金の1.5％が目安。200万円までは見積提示致します。
　契約金額200万円まで……最低12,000円〜30,000円+税
　契約金額200万円以上……金額×1.5％が目安+税
○中途解約……
　特定継続的役務提供契約・マルチ商法に限定されています。
　上記「クーリングオフの場合」参照額＋
　成功報酬（経済的利益＝支払わずに済んだ等の金額）の3％（税抜）
○その他のケースでの契約の取消・解約……
　上記中途解約に準じます。
　民法・消費者契約法などを根拠に行います。 　
　クーリングオフできるものや取消期間などの詳細は
　こちらを参照してご確認下さい。